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レポート(研修会等)
   高階恵美子参議院議員九州北部豪雨被災地視察に同行して

                                  副会長
                                丸山真紀子

 高階議員が、九州北部豪雨被災から3週間後の7月26日最も被害が大きかった朝倉地区に視察に入られました。会長と私二人が同行したので視察の様子を簡単に報告します。
まず筑後1-5地区岩橋とよこ支部長が看護部長を務める朝倉健生病院の会議室に、他施設の連盟役員4人、朝倉健生病院から理事長はじめ幹部、実際被災した病院の看護職、放射線技師、リハビリテーションや在宅医療の管理職等看護職のみならず他の職員さんも多数集まってくださいました。
 また朝倉地区選出の県議で第22回参議院選挙時、高階議員担当であった栗原渉県議会議員も防災服のまま駆けつけてくださいました。
 司会進行を病院の総務課長が担って下さり、黙祷ののち、理事長挨拶、看護部長より来院者紹介、稲富連盟会長・栗原県議・高階議員の挨拶と続きその後被災者より状況を報告してもらいました。
 被災状況は家を流され祖母と両親が亡くなりその両親も1週間後に有明海で見つかった人、やはり被害のひどかった東峰村で通報もできず孤立したが翌日自衛隊に救助された人、実家にいたが“あっ”という間に土砂が流れ込み、自衛隊に連絡しても繋がらず、警察にはつながったが、救助には行けないと言われ一晩土砂崩れのミシミシという音を聞きながら、死ぬかと思った道目木地区の人、実兄や義理妹の両親が行方不明の人、実家が壊れたが道路が寸断され、2週間後に行けるところまで車で行き、その後歩いて実家に行き、手で土砂を堀起こしお位牌を見つけた人、自宅1階は全滅、庭に大量の土砂と流木で家に入れず災害ゴミは自分達で処理をと言われ、友人や知人の協力で処理をしたが、ゴミを捨てるのにも3〜4時間待ちだった人、断水でお風呂に入れず近くの温泉施設に入浴に行って高い料金を取れたが、その後無料で入れることが分り情報の速やかな提供を求める人、井戸水は出るがまだ泥水で洗濯できず勤務前にコインランドリーに行っている人、まだまだ道路が寸断されており通勤に支障をきたしているなど多くの報告を受けました。
 また患者さん対応の問題として無診療与薬を依頼され、その対応を相談した九州厚生局の対応で困ったこと、処方期間4日間の問題、家が流され退院できなくなった患者さんの診療報酬上の問題、受診時保険証や支払いについての誤った情報の拡散、患者受け入れなど医事課のご苦労も多かったようでした。
 その後避難所である朝倉地域生涯学習センターを訪問し、被災地域の一部を視察しました。水は引いているものの土砂に埋もれひび割れた田畑、流木や土砂に埋もれた家、重機が入り土砂や流木の撤去作業が行われている土地、中でも朝倉地区のシンボルである三連水車の泥まみれ、川は土砂に埋もれた姿は衝撃でした。
 今回、高階議員の視察に同行して、被災者さんの生の声を聴きこの目で被災地を見て新聞やテレビなどマスコミの報道では見えなかった多くのことに気づく事が出来ました。
 辛い状況の中涙ながらに現状を話してくださった方、まだ自分の口からは語れないと、現場の上司を通じて語ってくださった人、祖母・両親・家を失いながらも淡々と現状を語ってくださった人等、辛い悲しい思いをまたさせてしまったのではと、心が痛み何の役にも立てていない自分が情けなく無力感にさいなまれましたが、皆さんの思いをしっかり受け止めて連盟としてお役に立ちたいと思います。
 高階議員は早速厚労省の災害対策課に九州厚生局の対応について、全国旅館組合長に被災地の入浴支援についてTELされていました。また栗原県議にも自宅を流された人の住居等についてお骨折りいただいたとのことです。

     

 
   九州北部豪雨現地報告

                               朝倉健生病院
                                 看護部長
                                岩橋とよこ

                                  看護師
                                梶原 裕子

 『被災当日、休日で家にいました。雷雨共に酷く、みるみるうちに近くの川の水かさが増し、自宅前は泥水が流れだし、あっという間に逃げ場をなくしました。
 その時、裏山で土砂崩れが起き、自宅倉庫が埋まってしまい土砂でせき止められた水があふれ出しました。
 自分たちでは避難できず、消防署に連絡しましたが全く繋がらず、警察に連絡がつき、救助要請しました。警察から「杷木の志波には行けない。救助要請が多く確実に行けるか分からない。自分の身は自分で守って下さい。」と言われ、自宅2階で一夜を過ごしました。夜間は、濁流の音、土砂崩れの音で、不安で一睡もできませんでした。翌朝集落を見に行くと、壊滅状態でした。自宅前の井戸水は泥水で使用できず、避難生活を送っています。
 これから復興に向けて地元の方達と協力して少しでも前に進んでいこうと思っています。』
 これは、7月5日に朝倉地区を襲った集中豪雨により被災を受けた職員の話です。
 最愛の家族を失った職員や、自宅が全壊した職員、自宅の被災はないがライフラインが断たれ避難生活をおくる職員。
 夜勤明けの看護師が「部長、今から洗濯に行ってきます。」と両手に大きな袋を抱え、コインランドリーに行く姿を見て、1日も早い復旧・復興を願わずにはおれませんでした。そういう中7月26日、たかがい恵美子参議院、栗原渉県議会議員、連盟会長、副会長の視察をうけ、被災者より状況報告と意見交換会の場をもうけて頂いた事に感謝しています。被災者の言葉に一つ一つうなずかれ、メモをとられたりして頂きました。このことをきっかけに行政で次につなげて頂ければと願っています。
 今も外では市の緊急放送で避難勧告の指示が鳴り響いています。被災を受けた職員、受けていない職員、心を一つにして一日も早く心休まる生活が来ることを願い前に進んで行きたいと思っています。

     

 
 
 
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